和型墓石

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和型墓石は、仏舎利塔(ストゥーパ)に由来する供養塔や五輪塔を簡略化したもので、福禄(おめでたいこと)を意味しています。その多くが三段墓ですが、これは江戸時代中期に建てられ始めたといわれるお墓の形態を、そのまま受け継いでいるためです。ほかにも、三段墓に敷石を加えた四段墓もあります。すっきりと洗練された形と伝統のある和型墓石は、今日でも非常に人気があります。


洋型墓石

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洋型墓石には主にオルガン型、ストレート型、プレート型があります。どれも横幅が広く安定感がありますし、和型墓石に比べて高さがないために視界が開けるので、芝生墓地など洋型墓石が多いところは自然と明るく、開放的な空間になります。そういた雰囲気を好んで求める人も多いようです。

近年、洋型墓石は和型墓石と並んで人気があります。特に首都圏の場合は、新たに造られる墓石の三割から四割がこの型だといわれています。


デザイン墓石

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デザイン墓石とは、建墓者やその家族が自由な発想でデザインしたお墓のことを指します。これにはその人に仕事や趣味、人生を表現したものが多く、お墓でありながら同時にモニュメント的な役割を果たしています。

 

故人の個性や心、家族の想いを形にして一から造り上げているものですから、当然一つとして同じものはありません。どれも個性に富んだ独特の形をしており、このようなお墓は今後さらに増えていくと考えられています。

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